本当はずっと目立ちたかった...隠し続けた夢を掲げてライブ配信で殻を破る!
本当は目立ちたいけど、自分はそんなキャラじゃない…
そうやって自分を抑え込んでいる人、いませんか?
「学生時代は友達が少なくて、絵に描いたような真面目キャラでした」
そう語ってくれたのは、約1年前にライブ配信を始めたこーだいさん。
ずっと秘めていた夢を追うため。自分の殻を破ってライブ配信に挑戦したきっかけや、こーだいさんのこれまでとこれからについて語っていただきました!
pinoライバー:こーだい
神奈川県出身。
誕生日は10月14日、A型。
両親それぞれの影響で幼少期から音楽、サッカーに打ち込む。
普段はSEとして働きながら、ポートレートモデルとしても活動中。
ずっと親の言う通りに生きてきた反動が大きかった
ーー早速ですが、こーだいさんはどんな学生時代を過ごされていましたか?
こーだい:友達が少なく、絵に描いたような真面目キャラ。勉強が好きだったので、成績は理系の中で1番でした。
両親が厳しい人だったので、両親の言う通りに育ったという感じ…。
ーーなるほど。いわゆる「親の敷いたレールを歩んできた」ということでしょうか。
こーだい:まさにそれ! 大学に進学して、そのまま就職…という親の希望通りに生きてきたので、それ以外の道は考えられませんでした。
本当は「音楽関係の専門学校に行きたかった」という気持ちもあったんですけどね。
ーー秘める思いがあったんですね!音楽はいつから始めたんですか?
こーだい:小学校1年生のときからピアノを。父親の影響でサッカーも習っていたので、高校時代は軽音部とフットサル部を駆け持ちしていました。
ゲームを制限されて、ひたすらサッカーの練習をさせられていましたね。
ーーサッカーや軽音と、真面目キャラ。真逆のイメージです…!
こーだい:大学でも軽音サークルでしたが、目立つことなく細々と過ごしていましたよ(笑)
ピアノが弾けるのでキーボードで入ったんですけど、途中でギターに変更しました。心のどこかに「目立ちたい」という気持ちがあったのかも。
ーー「目立ちたい!」という気持ちは隠していたんですか?
こーだい:人前で話すのは苦手でしたし、自分でも気づいていなかったんじゃないかな。
でも立ち位置がキーボードよりも前で、チヤホヤされるギターが羨ましかったのはあります(笑)
ーーバンドあるあるな気がします(笑)ご両親の期待に応え続けたこーだいさんですが、反抗期は?
こーだい:昔から、実家を出て一人暮らしをしたいと思っていましたね。大学1年の終わりにやっと両親からの許可が出たので、念願の一人暮らしを始めました。
ーー念願の!ご両親と離れたことで、就職ではなく音楽の道へ進もうと思ったことは?
こーだい:音楽を続けたい気持ちはありましたが、「親が学費を払っているから…」と思うと自由にできなかった。
社会人になって、自分でお金を稼ぎ始めてから気持ちが爆発しましたね!
ーー今まで我慢し続けてきた分、反動が大きかった?
こーだい:社会人になった途端、自由を感じました。
でも「これからは全て自分で選択して生きていくんだ!」と思ったのと同時に、今まで「親の言う通りにする」という選択をしてきたのも自分だったなと感じてしまって。
ーーなるほど。こーだいさん自身が、自分のやりたいことではなく「親の言うことを聞く」という選択をしたと。
こーだい:そうです。親に言われるがままというのはありましたが、大学進学も自分で決めて受験をした、就職先も自分で決めて面接を受けた。
親のせいにしながらも、結局は自分で決めていたんですよね。
ーー深いです。社会人になって、自分で選択した中の1つが「ライブ配信」?
こーだい:はい、ライブ配信はまさに「自分のやりたいように生きよう!」と決意したときに始めました。
まさか自分がここまで苦しむと思ってなかったですが…(笑)
今まで何事もこなしてきたのに、ライブ配信だけ上手くいかない…
ーーライブ配信を始めたきっかけは?
こーだい:ライブ配信の存在はYouTubeで知りました。そのあと、SHOWROOMの前田 裕二さんの本を読んで興味が湧いたんです。
バンドを始めたときからぼんやりと「有名になりたい」と思っていたのに、何も行動に移せていなかったので、いいきっかけになればと。
ーーなるほど。実際にライブ配信を始めてみて、始める前とのギャップはありましたか?
こーだい:昔から大勢の前で話すタイプではないので不安でしたが、いざ始めてみたら意外と話せた自分にびっくりしました(笑)
でも想像していたより難しくて、思い通りにいかないところにもギャップを感じています。
ーーライブ配信を始める前は、上手くいくと思っていた?
こーだい:そうですね〜。今までピアノもサッカーも勉強も全て努力でこなしてきたのに、ライブ配信は何時間やっても結果に結びつかない。
頑張り方すら分からなくて、正直ここまで苦戦すると思ってなかったです。
ーー具体的に、どんなことに苦戦していますか?
こーだい:ライバーがリスナーさんに応援してもらうためには、自分の目標をしっかり伝えることが大切。だけど、どうしたらリスナーさんに伝わるのか分からないんですよね。
学生時代も引っ張って行くリーダータイプではなかったので、変わらなきゃと思っています。
ーーライブ配信の難しい部分です。リスナーさんの応援が、ライバーランクにも直結しますしね。
こーだい:僕、めっちゃメンヘラなんですよ(笑)
ランクが落ちたらかなり落ち込むし、3〜4日配信を休むこともあります。始めたばかりの頃はランクとか気にしてなかったんですけどね。
ーーいつからライバーランクを気にするように?
こーだい:最初はランクよりも、楽しければいいと思って配信していました。でも続けているうちに、上に行きたいという気持ちが出てきた。
徐々にランクを気にし始めて、落ち込むことも増えましたね。
ーーそれでもライブ配信を辞めようとは思わなかった?
こーだい:落ち込んだときは配信を休もうと決めています。だからこそ無理せず続けてこられたのかな。
昔からストレス発散が苦手で、すぐメンヘラな部分が出てしまうので、悩んだときは上手く行くことだけを想像するようにしています。
ーー上手く自分をコントロールされているんですね!
こーだい:ん〜コントロールというより、無理やりそう考えるようにしています。
最近は、悩んだら勉強に走りますね。リーダーシップの本やホストのYouTube見たり、ライブ配信に活かせそうなことを勉強しています。
ーー勉強に励んでいた過去が役立っているのでしょうか?
こーだい:好きなことに対して、知識を掘り下げるのが好きなんです。知識を入れると前に進んでいる気がするので、メンタルが保たれます。
「自分がダメだったからランクが落ちた」ではなく、「知識が足りていないからランクが落ちた」という考え方に変えられるんですよね。
ーーなるほど。こーだいさんなりの伝え方は見つかりましたか?
こーだい:まだ模索中です。
ただ「Sランクに行きたい!」と伝えるだけではダメ。「Sランクに行って何がしたいか」まで、言葉で伝えられるようなライバーになりたいです。
ーー言葉で伝える難しさ、ありますよね。ずばり、トップライバーになってやりたいことは?
こーだい:雑誌に出たり、ライバーとしてTVに出演したい。「有名になりたい」という気持ちが強いです。
それと、トップライバーになればノウハウや知識も溜まると思うので、苦しい経験をしているライバーを救いたい。自分がライブ配信で悩んだからこそ、教える立場になりたいです。
ーーギター配信もされていますが、音楽で成し遂げたいことはありますか?
こーだい:ギターは、あくまでも有名になるための手段。ギターを使った仕事をすることが最終目標ではないんです。
リスナーさんの好きな歌を覚えたり、特典として演奏をしたり…これからもギターは続けます。
ーーリスナーさんの好きな歌を覚える…こーだいさんの思いが伝わりますね。
こーだい:僕の悪い部分もたくさん見えてるだろうし、落ち込んで配信を休んでも、ずっとついてきてくれる。
そんなリスナーさんがいるからこそ、辞めずに頑張りたいと思えているんです。
ーーでは、そんなリスナーさんたちにメッセージをお願いします!
こーだい:まず、ありがとうを伝えたいです。リスナーさんとは1つのチームで戦っている気がしていて、とても心強いです。
これからもみんなの応援に甘えず、僕からも返せていけたらと思っています。
ーーありがとうございます!最後に、こーだいさんにとってライブ配信とは?
こーだい:誰もが主役になれる、光を当ててもらえる場所かな。
今までずっと真面目に生きてきたので、スポットライトが当たることがなかった。やっと自分が注目される場所ができて嬉しいです。
ずっと隠してきた思いや夢を、ライブ配信と出会って解き放つことができた。そんなこーだいさんの気持ちが伝わりました。
やりたいことや夢があっても、どこか恥ずかしくて表に出せなかったり、自分には無理だと思って諦めてしまうことありますよね。
勇気を出して一歩踏み出した、こーだいさんのライブ配信をのぞいてみてください!