コロナ禍でお店が休業。No.1キャバ嬢がライブ配信で新たな道を切り開く!
華やかな世界に憧れて、学生時代から10年間キャバクラで働いていたぴなこさん。
現在は趣味でもある「ゴルフバー」で働いているものの、新型コロナウイルスの影響でお店が休業に…。
そんな人生のピンチにスタートした「ライブ配信」。
キャバクラで働いていたからこそ感じるライブ配信の難しさや、ライバー事務所に所属した理由など…聞いてみました!
pinoライバー:ぴなこ
埼玉県出身。
誕生日は2月15日、血液型はA型。
ゴルフ、お酒が好きで普段はゴルフバーに勤務中。
2020年4月より『Pococha』にて配信スタート。
仕事先がコロナ禍で休業…人生のピンチに出会ったライブ配信
ーー料理、ゴルフ、読書…と、多趣味ですね!
ぴなこ:昔から何に対しても好奇心が強くて、とりあえず「やってみよう!」とチャレンジするタイプ。ゴルフも趣味で始めたんですが、今ではゴルフバーで働くほどのめり込んでいます!
ーー元々、キャバクラで働いていたとお聞きしました。きっかけは?
ぴなこ:昔から、お酒も人と話すことも好きだったのですが、テレビのドキュメンタリー番組で見た華やかな世界に憧れたのがきっかけです。頑張った分だけ成績に直結するのが楽しくて、学生時代から10年ほど働いていました。
ーー10年!すごいですね!キャバクラは勝負の世界でもありますが、ぴなこさんは負けず嫌いですか?
ぴなこ:かなり負けず嫌いですし、小学生の頃から続けていたバスケで根性が鍛えられました! 兄がいるのですが、幼い頃は喧嘩するたび祖父に「泣いてないでやり返してこい!」と言われていたので、その影響もあると思います(笑)
ーーそれは強くなりそうです(笑)キャバクラでの成功・挫折体験を教えてください。
ぴなこ:成功は、何度かNo.1になったことです。キャバクラを始めたとき、「No.1になるまで、この店を辞めない!」と決意して頑張りました。
挫折は…。あまり気にしない性格なので、周りから見たら挫折だと思うことでも、私にとっては挫折ではないですね(笑)
ーーさすがです…!10年間働いていたキャバクラを辞めて、ライブ配信を始めたきっかけは?
ぴなこ:キャバクラを辞めたあと、趣味でもあるゴルフバーに転職したのですが、コロナの影響でお店が休業してしまって…。仕事がなくなり時間ができたので、昔から誘われていたライブ配信を始めてみました。
ーーなるほど。それは大ピンチですね…。 オンラインの世界に踏み込むとき、不安はありましたか?
ぴなこ:未知の世界だったので、もちろん不安もありましたが「とりあえずやってみよう!」の精神でスタートしました!
人前に立つ仕事が好きなので、自分自身を新しい形で発信するチャンスだと思いましたし、いま注目されているライブ配信にチャレンジしてみたいという気持ちが強かったですね。
ーーまさにピンチからの脱却! ライブ配信を始める前と比べて、何か変化したことはありますか?
ぴなこ:始めたばかりの頃、たまたまイベント最終日に大号泣しているライバーさんの配信に入ってしまって…。当時は「雑談コミュニケーションアプリ」だと思っていたので、泣いているライバーさんにアイテムが飛び交っている状況が全く理解できなかったんです。
でも、自分がライバーになって「ライブ配信には雑談だけではない、ドラマのような人間模様があるな」と実感しました。私もイベントで1位になったとき、泣いちゃいました(笑)
ーー地元である埼玉の大宮広告イベント、1位おめでとうございます! もしコロナが落ち着いてお店が再開しても、ライブ配信は続けますか?
ぴなこ:毎日たくさんの学びや感動を得られることが楽しいので、ライバーとしての活動はこれからも続けていきます!
ライブ配信ならではの壁に直面。悩みながらも配信を続けたワケ
ーー実際にお店にくるお客さんと、ライブ配信のリスナーさんは年齢層も違いますか?
ぴなこ:お店では年上の男性と話す機会が多かったのですが、ライブ配信では女性のリスナーさんも多いですし、かなり年下のリスナーさんもいます。どんなリスナーさんでも盛り上がれる話題を作るために、いろんな分野に興味を持つようになりました!
ーー印象に残っているリスナーさんは?
ぴなこ:ジャカルタに住んでいるリスナーさん。ライブ配信は、これまで出会うことのなかった人と会話ができたり、いろんな人の価値観や考え方を知れるので楽しいです。
ーーキャバクラとライブ配信でコミュニケーションの取り方が変わりますよね。 難しさは感じましたか?
ぴなこ:キャバクラもライブ配信も「コミュニケーションの大切さ」は同じですが、実際に顔を見て話せないところにライブ配信ならではの難しさを感じました。
ーー同じ悩みを抱えているライバーは多いと思います。
ぴなこ:自粛期間中にライブ配信を始めた友人たちも、リスナーとの距離感に悩んでみんな辞めてしまいました。私も、リスナーさんが冗談で書いたコメントを真に受けてしまい、傷ついたことがあります。
声のトーンや表情が見えない上に、文章に絵文字をつけないリスナーさんもいるので、文面だけで感情を読み取るのは難しいですね…。
ーーライブ配信の難しい部分ですね…。 悩んだときや落ち込んだとき、どう切り替えていますか?
ぴなこ:暗い顔で配信したくないので、苦しいな…と思ったらお酒を飲んでテンションを上げます!(笑)
ライバーランクが落ちて悩むこともありましたが、次の配信に生かすために原因を追求して、深く考えないようにしています。
ーー原因追求のためにしていることはありますか?
ぴなこ:私自身、リスナーとしていろんな方の配信を見にいきます。パフォーマンスやリアクションがいいなと思ったライバーには、ギフトも送ります!
リスナー活動をしていて「居づらいな…」と感じたら、私の配信ではしないように気をつけています。
ーーすごい!勉強熱心ですね! どんな配信が、居づらいと感じましたか?
ぴなこ:例えばお馴染みのリスナーさん同士がコメント欄で会話をしていると、初めて来た人がコメントをしづらいですよね。私のリスナーさんたちには、初めて来た人でも楽しめるような環境作りをお願いしているんです。
ーーなるほど。 逆に、自分の配信でも取り入れたいと思ったことは?
ぴなこ:最近見たライバーさんがボイスチェンジャー付きのマイクを使っていて…面白かったので私も購入する予定です(笑)
ーーさらに楽しい配信になりそう! 悩みながらも、ここまでライブ配信を続けて来れたのはどうして?
ぴなこ:オン・オフをはっきりするようにしています。昔はダラダラと長時間配信をしていたのですが、だんだん元気がなくなって配信のクオリティーが下がるので辞めました。
自分が楽しみながら、無理なく配信することが1番!
趣味であり、仕事であり、私の居場所
ーーライバー事務所に所属したのはどうして?
ぴなこ:「〇〇事務所所属という肩書きがかっこいい!」と思って…(笑)
ライバー友達もいないゼロからのスタートだったので、プロのアドバイスやサポートなど…安心できるものが欲しかったというのもあります。
ーー肩書き大事です(笑) pino liveに所属して、安心は得られましたか?
ぴなこ:メンタル面の支えになっています! 配信のことで悩んでいるとき、相談できる人がいるというのはかなり心強いですね。
ーー嬉しい…(泣) では、ズバリ!ぴなこさんにとってライブ配信とは?
ぴなこ:ライブ配信は、趣味であり、仕事であり、私の居場所。 会ったことのない人がお金や時間を使って、応援してくれるってすごいことだと思うんです。
だからこそ応援してくださるリスナーさんが、私の配信で笑顔になれるようなライバーになりたいです。
ーー最後に、ファンの方へメッセージをお願いします。
ぴなこ:いろんなライブ配信アプリ、いろんなライバーがいる中で、私を見つけてくれてありがとう。この出会いはすごい確率だと思っているし、お金も時間もかけて応援してもらっていることに感謝でいっぱいです。
新しい機材を買って、どんどんパワーアップしていくので応援よろしくお願いいたします!
彼女の影の努力が、広告イベント1位という結果に繋がったのだと思います。
ライバーとして有名になって、いつかゴルフのお仕事をしたい!と語ってくれたぴなこさん。
その夢が叶う日まで、pino liveが全力でサポートします!