「何をやっても上手くいかない...」諦めかけた夢をライブ配信で叶えたりこぴんストーリー
仕事、学校、アルバイト、家でも残業や勉強…現代人は忙しすぎると言われています。
健康に気遣う暇もなく、少しでも寝る時間を確保するためにカップラーメンやコンビニ弁当で済ませてしまう人も多いのでは?
料理ライバーのりこぴんさんも、アルバイトに明け暮れ、肌も心もボロボロ…という時期があったそう。
そんなとき出会った「料理」の存在が、彼女の人生を大きく変えました。 大学を退学して挫折を繰り返しながらも、ライブ配信で夢を叶えた「りこぴんストーリー」を聞いてきました!
pinoライバー:りこぴん
4人きょうだいの末っ子。
誕生日は9月25日、A型。
最近の楽しみは愛犬の「ぴと」くんの成長ぶりを見守ること♪
2020年3月より『Pococha』にて配信スタート。
憧れの大学生活から一変、地獄のアルバイト生活
ーー早速ですが…りこぴんさんはどんな学生でしたか?
りこぴん:高校生のときは、結婚式場でコンシェルジュのアルバイトをしていました。バイト三昧の日々でしたね。
でも、そこで出会った大学生の先輩がとてもキラキラして見えて、私も同じ大学に行こう!と、彼氏と別れて勉強三昧の生活になりました(笑)
ーー勉強のために彼氏とお別れしたんですか!?すごい決意…。
りこぴん:そうなんです(笑)どうしてもその大学に入りたかったので、SNSも辞めて勉強だけに打ち込みました。
大学に入って普通に就職して、結婚して家庭を築く…という平凡な人生が夢でしたね。
ーー恋も遊びも捨てて、勉強に打ち込んだと。 第1志望の合格は…?
りこぴん:…ダメでした。
別の大学に入学して、サークルに入って、大学生活を満喫してたんですけど2ヶ月で飽きちゃったんです。
自分の生活を変えるために留学しようと思い、費用を貯めるためにバイトに明け暮れました。
ーー2ヶ月!早いですね(笑)留学はどちらへ?
りこぴん:留学は行ってないんです。 学校とバイトの両立をしていたつもりが、どんどん不規則な生活になっていって、毎日コンビニごはん生活。
肌荒れも酷くて、心も体もボロボロ。留学どころではなくなっていました。
ーー留学のためのバイト生活が、逆効果だったと…。 心身ともにボロボロの生活からは、どう抜け出したんですか?
りこぴん:まずはコンビニごはんを辞めようと、食生活を見直しました。 お弁当を作ったり、自炊を始めたんです。
食生活を変えただけで心も体も驚くほど元気になって、大学2年生で料理にハマりました!
ーーこれがりこぴんさんと料理の出会いですね!
りこぴん:料理って自分が元気になるのはもちろんですが、誰かに作ることで喜んでもらえるじゃないですか。それも楽しかったんです!
料理スクールに通い始めて、料理の仕事がしたいと思うようになりました。
「何をやっても上手くいかない…」大学を辞めて、父親と大喧嘩。ライブ配信で再スタート!
ーー料理と出会って人生が変わったりこぴんさんですが、料理を仕事にするためにはどんなことが必要ですか?
りこぴん:まずは資格を取ることが大切です。
私は大学が英語系の学部で、あまりにも料理とかけ離れていたので、大学3年生のときに資格を取って休学しました。
ーー休学は、料理の仕事に専念するため?
りこぴん:はい。資格が取れたのでフリーランスでも仕事ができる!と思い、勢いで休学したんですが…これが本当に難しくて。
実績も経験もない上に大学生なので、大人に相手にしてもらえなかったんです。オーガニックレストランでバイトをして収入を得ていました。
ーーなるほど。やはり実績や経験も重要なんですね。
りこぴん:自分で営業をかけたり、あれこれ動いていたものの、何を頑張っても収入に繋がらなくて本当にしんどい時期でした。
休学して1年経ったので、大学に復学する選択肢もありましたが、料理に専念するために退学を決意しました。
ーー仕事が上手く行っていなければ復学を優先しそうですが、退学を選ぶことに不安はなかったですか?
りこぴん:大学生に戻る自分が想像できなかったんです。
大学受験のときもそうでしたが、「目標達成のためなら他を切り捨てる」という一点集中型タイプ。負けず嫌いの末っ子なので、決めたことは揺るがないんです(笑)
失敗しても、そのとき考えればいいや!と思って、とりあえずチャレンジします。
ーーたしかに、りこぴんさんの決意の強さが節目節目で感じられます! ご両親は退学に対して、賛成でしたか?
りこぴん:退学を相談したとき父と大喧嘩になり、しばらく話さない時期がありました。
父は若い頃に起業をしていて、自分が苦労してきたからこそ、私が大学を辞めることに反対だったんです。
ーーなるほど。 大学を辞めてからのプランは考えていた?
りこぴん:とりあえず辞めたからにはやるしかない!と腹を括って、ライブ配信を始めました。
父に理解してもらうためにも、まずはライブ配信で結果を出すことを目標にしていましたね。
ーーライブ配信を選んだのはどうして?
りこぴん:ライブ配信には、夢を叶えられる可能性を感じていたんです。
私は自分のブランドを立ち上げる夢があるので、ずっとクラウドファンディングの勉強をしていました。ライブ配信は、クラウドファンディングと応援の形が似ているなと思ったのも決め手の1つです。
ーーどんな部分が似ていると感じましたか?
りこぴん:SNSが主流になった現代では、個人がブランド化していて「誰からモノを買うか」ということが大切。
ライブ配信は素の部分を見せられるので、私の全てを知った上で応援してくれる人を増やしたいと思いました。
ーーなるほど!SNS時代らしい戦略ですね! クラウドファンディングをやりたいと思ったきっかけは?
りこぴん:キングコングの西野亮廣さんが好きで、西野さんの本を読んだり、オンラインサロンに入って考え方をインプットしているのですが、「一人で夢を叶えるのも良いけど、誰かに応援されて成し遂げたい」と思うようになりました。
そこからクラウドファンディングの勉強を始めたんです。
ーー西野さんの影響なんですね!
ライブ配信では、開始1ヶ月半でSランクに上がり、半年間キープするという素晴らしい結果を残していますが、お父様に打ち明けることはできましたか?
りこぴん:はい!結果を出して、きちんと話しました。
今は家族みんな、応援してくれています!
ライブ配信のおかげで、商品化が決定!りこぴんの夢が叶う瞬間。
ーーライブ配信で、叶えたい夢はありますか?
りこぴん:ライブコマースにチャレンジしてみたい!
ライブ配信止まりにしたくないんです。SNSやライブ配信の先の夢も叶えられる!ということを、私が見せていきたいです。
ーーりこぴんさんは「お料理ライバー」というポジションを確立されましたが、今後はどんな活動をしていく予定ですか?
りこぴん:実は今度クラウドファンディングで、「トマト薬膳パウダー」を発売するんです!
昔から自分の商品を作ることが夢だったので、夢が1つ叶いそうです。
ーーすごい!おめでとうございます!! 「トマト薬膳パウダー」はどんな商品ですか?
りこぴん:トマトベースのパウダーで、お湯に溶かせばスープとしても飲めますし、調味料としても使えます。
たっぷり栄養が取れるので、忙しくて自炊ができない人や、栄養を考えて食事を摂るのが難しい人におすすめです!
ーー万能パウダーですね! この商品を作ろうと思ったきっかけは?
りこぴん:私のリスナーさんは仕事が忙しくて料理ができなかったり、コンビニごはんで済ませている人が多いんです。
そんな多忙のリスナーさんたちが、気軽に栄養を取り入れられる商品を作りたいと思いました。「トマト薬膳パウダー」ができたのも、ライブ配信のおかげです!
ーーまさにライブ配信で夢が叶いつつあるんですね! ライブ配信を始めてからは、トントン拍子で成功されているイメージですが、低迷期はありましたか?
りこぴん:逆にライブ配信を始めてから、落ち込むことが増えました(笑)
他のライバーと比べやすいし、数値が目に見えて分かるので、毎日泣いてるときもあるくらい。
辞めたいなと思ったら「なんで始めたの?」 「どうなりたいんだっけ?」と自問自答して頑張っています。
ーーりこぴんさんは、逆境で乗り越える力が強いように感じます!
りこぴん:悩んでいる時間がもったいないと思ってしまうんです。
モヤモヤしたら紙に書いてスッキリさせます! 嫌なところばかりじゃなく、自分のいいところも一緒に書くのがコツ。
他人を羨ましいと思ったり、比較することもなくなるので、自分らしく頑張れます。
ーーなるほど。とても参考になります! 「トマト薬膳パウダー」を皮切りに、今後はブランドの立ち上げも考えていますか?
りこぴん:はい、いずれは自分のブランドを作る予定です。心と体をポカポカにする商品を作ることがコンセプトですが、環境のことも考えたブランドにしたい。
廃棄予定の食材を使った商品も考えていきたいです。
ーーりこぴんさんのブランド、楽しみにしています! では最後に、応援してくださっているリスナーさんにメッセージをお願いします!
りこぴん:私と出会ってくれて、応援してくれて、本当にありがとうございます。 ここまで来れたのも、リスナーのみんなのおかげです。
まだ私の夢は途中なので、これからも一緒に夢を叶えてくれたら嬉しいです!
数々の挫折を乗り越えて、やっと夢が叶い始めたりこぴんさん。
将来のブランド名は「ポコリコ」。
スペイン語でポコは「小さな」、リコは「幸せ」という意味なんだとか。
「きっかけを作ってくれたポコチャと、私の名前の りこぴん もかけてるんです〜!」と教えてくれました!
りこぴんさんの夢の続きを、みんなで応援しましょう!