pino BLOG新連載!pino liveスタッフインタビュー
コロナ渦以降、一気に配信者・リスナー共に人口が増えたライブ配信業界。
配信サイトや事務所が乱立する中で、急成長を遂げているのがpino liveです。
pino liveは、総合PR会社ベクトルの子会社である
Direct Techのインフルエンサーマネジメント事業としてスタート。
ライバーを管理するだけではなく、「新人を育て、継続させる」ことを強みに持つ
育成型ライバー事務所です。
前回に引き続き引き続きインタビューするのは、人たらしマネージャーこと”みなちゃん”。
卓越した決断力(元タレントで韓国通!”梨泰院スピリット”でライバーマネージメントをこなす、人たらしマネージャーの素顔)とコミュニケーション能力でpino live所属のライバー育成に励むみなちゃんに、
明日から真似できるコミュニケーションスキル基本の「き」、さらにはライブ配信業界の未来に対するビジョンについてお伺いしました。
インタビュアー:りりまる
(以下:り)
現役Pocochaライバー兼webライター。
開始5ヶ月でSランクに到達、
ライバーマインドをnoteに公開するなどライバーのセカンドキャリアに興味あり。
pino liveスタッフ:みなちゃん
(以下:み)
pino liveマネジメント・SNS運用担当兼ライバー。
みなちゃん流マネジメントの秘訣
り:前回少しお話ししただけで、みなちゃんに卓越したコミュ力があるのはわかったのですが…。
今回は、その秘訣などについてもう少し詳しくお伺いして、
みんなが応用できるようなスキルとして言語化したいなと思います!
たとえば、現在ライバーマネージメントがうまくいっている理由をご自身で分析していただくとか、
気をつけているポイントとか、その辺りから紐解けるかもしれません。
み:ありがとうございます!
いくつかあるのですが…。まず、私はライバーさんとの付き合いは「広く浅く」を心がけています。
り:おお〜!広く浅く、ですね。意外かも。
み:もちろん、皆さんには出来るだけフレンドリーに接しますし、寄り添い型のサポートをしています。
ですが、敬語は必ず徹底する。
そうすることによって、適切な距離感が保たれているのではないかなと思います。
り:なるほど!対人関係においては、適切な距離感、本当に大事ですよね。
距離感が近すぎるとどうしても甘えや期待が大きくなってしまい、
相手に対して尊敬などを欠いた発言や対応をしてしまいがち。
敬語から徹底するって、とても有効だと思います。
み:なので、高校生のライバーさんにも、もちろん敬語を使います。
り:スゴい!徹底されていますね。
私もよくライバーさんから「アシスタントさんとの距離感が近すぎる」とか、
「他のライバーさんとの関係性がおかしくなる」などの悩みを聞くことがあります。
この「敬語を徹底することによって、自分が心地よい距離感を自分で線引きする」というスキルは、
上記のようなライバーさんの悩みにもすごく有効ですよね。
他にも何かあったりしますかっ?(前のめり)
一方的でない、双方向のコミュニケーションを意識する
み:あとは…そうですね、コミュニケーションは必ず一方通行でなく、双方向を意識しています。
り:さっきから名言が飛び出しますね〜!魂年齢高い!(笑)
み:ありがとうございます(笑)
具体的には、マネージメントする際は出来るだけ電話やzoomでするようにしているんです。
テキストのみだと伝えきれず、こじれてしまうことがあると思うので…。
私の場合、まず大体3回ほど電話やzoomで面談をして、関係性を構築してからはテキストのみのやりとりをするようにしています。
り:三国志の、三顧の礼みたいですね!
み:え?(笑)
り:あ、気にしないでください。(気になる方はググってみてね)
でも、このお話もすごく勉強になります。
関係性を構築するまでの道のりを、きちんとパターン化出来ているのがさすが!
み:そうすると、皆さんテキストのレスポンスもすぐにくださるようになるんです。
り:でもそれ、分かります!!
3回くらいきちんと話すと親近感もわきますし、相手の方を信頼できる感じがするといいますか。
み:もちろん配信も観に行くようにしていますし、
「あなたのことを気にかけています」というのは積極的にお伝えするようにしていますね。
り:このスキル、たとえばライブ配信に来てくれる初見さんとの関係性を構築する時にもすごく応用できそうです。
まずは、フレンドリーに尊敬を持って接する。
その後、だんだん関係性が構築できたところで自分のビジョンや頑張ってることをシェアしていくとか。
双方向のコミュニケーションがうまく出来ずに悩むライバーさんも多いと思うんです。
でないと、結果を追い求めるあまり初見さんに急にミニポコナイトになってと懇願しちゃったりしますからね(笑)
み:りりまるさん、そんなことが…。(笑)
とにかく多様な価値観に触れてみよう!
り:ちなみにみなちゃんは、今までの人生経験で意識的にこうしたコミュニケーション能力を会得してきたのでしょうかね?
み:そうですね…。
両親が共働きだったので、小さい頃からお母さんの職場に遊びに行ったりと、割と大人に囲まれて過ごしてきました。
一人っ子なのですが、それで社交的になったのかな?
いろいろな人に愛される人格になろうとしてきた気がします。
り:小さいうちから大人と過ごしていた経験も、人格形成への影響が少なくなさそうですね!
み:あとは、中学3年で海外留学もしましたし、色々な国に行って幅広い年齢層の人と話す機会にも恵まれました。
り:やはり、実際に多様な価値観に触れたり、幅広い層の人々とのコミュニケーションをしてきた量が圧倒的に多いのかな?
み:それはあるかもしれません!
り:ライバーさんも、毎日たくさんの初見さんとお話ししますからね。
出来るだけ色々な価値基準を持つ方と話した経験がある方が、
より多くの人と親密になれますし、応援されるライバーになれるような気がします。
これからのpino live、これからのライブ配信業界について
り:最後に、これからライブ配信業界を目指す方へのアドバイスをいただけますか?
み:ライブ配信業界には、本当に未来があると思っています。
芸能界に興味があっても今一歩勇気がない方にもオススメです。ぜひ一歩踏み出してみてほしいなと思いますね。
特にpino liveは、働いていて
「pino liveに所属しているライバーさん、うらやましい」と思うことがあるほどサポート体制が整っていますから。
り:そうですよね、色々なチャンスを頂けますよね。
テレビ出演、商品開発を始めイベントボーナスもありますし…。
み:将来的にはPocochaだけでなく、SHOWROOMなど別のプラットフォームも開拓し、 各プラットフォーム毎の違いを理解しマネージメントできる事務所でありたいと思っています。
り:素敵ですね〜!
み:究極日本にいなくても、世界中どこでも自分のペースで仕事ができる方を増やしていきたいなって。
私自身も、世界で活躍する人材になりたいなぁと思ってますし、ライバーの皆さんとともに成長していけたらと思っています!
り:めちゃくちゃ楽しみにしています!
みなちゃんインタビューまとめ
ハングリー精神が旺盛で、「やりたいことをやりたいようにやる、自由に生きる」ことを大事にしているみなちゃん。
そんなビジョンを胸に仕事をする彼女や、pino liveのメンバーの話を聞いていると、
本当にワクワクするライブ配信業界の未来が見えてきます。
次回はそんなpino liveを数字面で支える、データ魔人こと芥川さんにお話を伺おうと思いますので、
お楽しみに!
書いた人:りりまる
Twitter:
@lilimarupococha
現役Pocochaライバー兼webライター。
開始5ヶ月でSランクに到達、
ライバーマインドをnoteに公開するなどライバーのセカンドキャリアに興味あり。